Xcratch

自由に拡張機能をつくって利用できるScratchモッド「Xcratch」を開発しました。Xcratchを使うと独自拡張機能をウェブからインストールしたり、プロジェクト内で使われている拡張機能を自動的に読み込んだりできます。

Xcratch https://xcratch.github.io/

使い方

まず、Xcratchを開いて左下の「拡張機能を追加」ボタンを押します。

拡張機能の一つ「拡張機能を読み込む」を選んでください。そうすると、URLを入力するダイアログが出ます。

そこへ「https://microbit-more.github.io/dist/microbitMore.mjs」などの拡張機能モジュールファイルへのURLを入力して「OK」ボタンを押すと、その拡張機能が読み込まれます。

新しく読み込んだ拡張機能のブロックを使ったプロジェクトウェブで公開しておけば、 以下のようにプロジェクトファイルを指定してサイトを開くとブラウザから直接プロジェクトを開くことができて、そこで利用されている拡張機能も自動的に読み込まれています。

https://xcratch.github.io/editor/#<project-file-URL>

例えば、下のリンクのようになります。

https://xcratch.github.io/editor/#https://xcratch.github.io/xcx-example/projects/example.sb3

開発情報

オープンソースで下記のレポジトリで公開しています。

GitHub – yokobond/xcratch: Extendable Scratch3 Programming Environment https://github.com/xcratch/

Xcratch用拡張機能の作り方は Xcratchの独自の拡張機能をつくる方法 を参照してください。(拡張機能自体のコードは普通のScratch3拡張とほとんど変わりません)


Interface誌に拡張機能の開発方法を執筆しました。開発環境の設定から簡単な拡張機能を開発して公開するまでを手順を追って解説しています。

Interface (CQ出版) 2022年2月号 |大人のためのスクラッチHack

独自ブロックの作り方からウェブで公開する方法まで
カスタマイズ②…改造Scratch「Xcratch」の拡張機能の作り方