Raspberry PiにBluetooth Keyboardをつなぐ
iPhone用のBluetoothの折りたたみキーボードをRaspberry Piにつないでみました。
利用したBluetoothドングルは PLANEX Bluetooth BT-MICRO4 、キーボードは ELECOM 折りたたみBluetoothキーボード メンブレン iPhone・iPad対応 ブラック TK-FBM032EBK です。
まずはBluetoothドングルを認識させるところから。
参考: peripherals – How can I use a bluetooth mouse and keyboard? – Raspberry Pi Beta – Stack Exchange
必要なパッケージは以下の3つ。bluemanはGUIのBluetoothマネージャーアプリです。
apt-get install bluetooth bluez-utils blueman
この後にBluetoothドングルを挿すと自動で認識して、青色LEDが点滅します。
lsusb すると ‘Cambridge Silicon Radio, Ltd. Bluetooth Dongle (HCI Mode)’ というデバイスが見えます。
lsusb
Bluetoothキーボードの電源を入れてRaspberry Piで検索してキーボードが見えていることを確認します。
hcitool scan
ペアリングは GUIツールで行いました。
‘startx’ してウィンドウシステムを起動して、LXDEメニューから Preferences>Bluetooth Manager を選択します。
searchボタンを押すとBluetoothキーボードが一覧表に出てくるので、それを選択して’setup’を実行します。random keyによるpairingで適当な数字を指定してから、それをBluetoothキーボードで入力するとペアリングが完了します。
‘trust’をしておくとブート時に自動的に接続されるようになります。
キー配列
Raspberry Piはデフォルトロケールがen_GB.UTF-8なので、US配列のキーボードをつなぐと記号の位置がキートップと合わないモノが出てきます(@など)。これを解消するには、ロケールとキーマップの変更が必要です。
(ただし、この辺は不慣れなので不確かです)
ELECOM TK-FBM032EBK の設定は以下のようにしました。
まず localeをen_US にします。
sudo dpkg-reconfigure locales
ここで ‘en_US.UTF-8.UTF-8’を選択(スペースキーで選択がトグル)して、defaultもこれにします。
.bashrcに以下を追加します。
export LANG=en_US.UTF-8 export LC_ALL=C
キーボードの再設定をします。
sudo dpkg-reconfigure keyboard-configuration
ここでmodelを ‘Apple Keyboard Alminum (ASNI)’ で、 layoutを ‘English (us)’ にしました。
設定が終わったらキーボード設定を反映させます。
invoke-rc.d keyboard-setup start
これでキーボード上の@マークなどがキートップ通りに入力できるようになりました。
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