Raspberry Pi + Windows 10 IoT Core 仕様検討
Windows 10 #IoT Core で WiFi 接続によりAzureへデータを常時アップロードする携帯デバイスの仕様を検討しました。結果があまり良くなかったので、他のコンピューターボードも調べました。
項目 | #Raspberry Pi 2B | Intel Edison | ESP-WROOM-02 |
大きさ | 85 x 56 x 17 mm | 36 × 25 × 4 mm | 18 x 20 x 3 mm |
電源電圧 | 5 V | 3.3 V | 3.3 V |
消費電流(概算) | 800 mA (4W) | 400 mA (1.3W) | 280 mA (1W) |
WiFi | 外付け | 内蔵 | 内蔵 |
USBホスト | あり | あり | なし |
値段 | 7,000円 | 8,000円 | 600円 |
Raspberry Pi + Windows 10 IoT Core
Windows 10 IoT Core は Raspberry Pi 2 Model B が必要。
Raspberry Piで常時WiFi接続が必要だとWiFiと合わせて 1.0-1.5A ほど消費する。この場合大きめの充電池が必要で、持ち運びや設置が懸念課題になる。(Raspberry Pi と同じくらいのサイズのリチウムイオン二次電池は 5000mAh ほど。)
2016/03 時点ではWindows 10 IoT Core には国内で合法に利用できるWiFiドングルが見つからなかった。ポータブル WiFi アダプターを別途追加して、 Ethernet ケーブル経由でネットにつなぐことになる。
Windows 10 IoT Core は公開されて半年ほどしか経っていないので、開発情報が比較的少ない。
Intel Edison
消費電力がRaspberry Piの約1/2以下。
WiFi内蔵。
処理能力が高く、USBウェブカムも利用可能。
値段はRaspberry Piと同程度。
公開されて1年半以上経っているので、開発情報が比較的多い。
ESP-WROOM-02
消費電力がRaspberry Piの約1/4以下。
WiFi内蔵。
処理能力は低いが、Azure IoT Hubへセンサー値を送ることは可能。しかし、USBウェブカムは利用できない。
値段が安く、1/10ほど。
内蔵チップ ESP8266 は公開されて1年半以上経っているので、開発情報が比較的多い。
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