Raspberry Piで動画を配信してみる
「Raspberry Pi に Webカメラを接続して動画を配信してみる Chick Lab」を読んで面白そうだったのでやってみました。
最新のOSイメージ(Raspbian “wheezy”)はUCV対応USBウェブカメラを付けることが出来る設定になっています。
Raspbianの初期設定などはこちらが詳しいです → Raspberry Pi Linux インストールと初期設定 | Act as Professional – hiroki.jp by HIROCASTER
ハードウェア
Raspberry Pi
Raspberry Pi (メインメモリ256MB)をover-clock middle にしてあります。
セルフパワーUSBハブ
Raspberry Pi にウェブカメラを直接付けると電力不足になるので、電源をつなげるUSBハブ、いわゆるセルフパワーUSBハブで中継する必要があります。いろいろありますが、小さくて安い「iBUFFALO USBハブ セルフ&バスパワー 4ポート BSH4A01RD」を使いました。
UCV対応ウェブカメラ
ウェブカメラはUCV対応のものなら何でも良いです。UCV対応はパッケージに「ドライバー必要なし」「一発認識」などと書かれています。今回は安くてオートフォーカスがついた ELECOM Webカメラ オートフォーカス UCAM-DLB200TABK を使いました。Raspberry Pi でもドライバインストールは必要なく、オートフォーカスも作動しました。
ソフトウェア
追加インストールしたソフトは以下のものです。
- apache 2
- subversion
- libjpeg-dev
- imagemagick
- mjpg-streamer
apache 2 のインストール
sudo apt-get install apache2
mjpg-streamer のインストール
sudo apt-get install subversion sudo apt-get install libjpeg-dev sudo apt-get install imagemagick svn co https://mjpg-streamer.svn.sourceforge.net/svnroot/mjpg-streamer mjpg-streamer cd mjpg-streamer/mjpg-streamer make
動画配信テスト
sudo ./mjpg_streamer -i "./input_uvc.so -f 24 -r 240x180 -d /dev/video0 -y" -o "./output_http.so -w ./www -p 8080"
起動が成功すれば、以下のURLで確認できます。
http://RaspberryPi-IP:8080/stream.html
画像解像度は320×240では処理が追いつかずにカクカクしてしまったので、240×180にしました。メインメモリが多いボードならもう少し解像度を上げられるかもしれません。
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